2025年8月20日水曜日

障害者支援施設で福祉教育担当者連絡会を開催


このほど、養父市内の小・中・高等学校16校の福祉教育担当教員と社協職員を対象に、福祉教育担当者連絡会を社会福祉法人さつき福祉会「琴弾の丘」で開催しました。

講師には同施設の西村真人氏を迎え、「カベトレ~障がいについて考える~」をテーマにご講演いただきました。

西村氏からは、障がいの社会モデルや合理的配慮の考え方について解説があり、共生社会の実現には子どもの頃からの学びが大切であるとお話がありました。

参加者からは「日々の工夫や配慮こそが福祉につながることを実感した」といった感想が寄せられ、今後の福祉教育活動の充実につながる有意義な時間となりました。


▲カベトレの講演

▲施設見学をする参加者

教員と社協職員によるグループワーク

▲日頃の福祉教育の取組や課題について情報交換








2025年8月7日木曜日

「共同募金あり方検討委員会」を 3回にわたり開催 ~共同募金が果たすべき役割とは~


養父市共同募金委員会(事務局:養父市社会福祉協議会)では、6月から7月にかけて「共同募金のあり方検討委員会」を3回開催し、委嘱された11名の検討委員が、これからの共同募金の方向性について話し合いました。

初回(6/16)では、兵庫県共同募金会の戸田事務局長から、全国や兵庫県内の概況や取り組み事例などを学び、「募金への期待」をテーマにグループで意見交換。

2回目(7/9)は、配分のあり方を考える中で、「買い物支援・移動支援」「ヤングケアラー世帯への支援」など、制度のはざまへの配分等について、新たな視点が出されました。

最終回(7/22)は、「協力者を増やす方策」として、ポスターコンクールや募金付き自販機の導入、特産品とのコラボなどのアイデアが提案されました。

全3回の協議を通じて、
  • 共同募金がより多くの人に共感され、“自分ごと”として感じてもらえる存在であること。
  • 地域のつながりを感じられ、思わず「おもしろそう」「ワクワクする」と思えるような、参加したくなる共同募金であること。
  • これらの取り組みを、SNSや映像等を通じて、分かりやすく発信・広報すること。
などについて共有しました。

これらの内容は、8月28日に開催する養父市共同募金委員会募金推進委員会で、会長(大林市長)に答申されます。


▲「共同募金運動に期待すること」について(第1回)

▲「有効な配分事業」について(第2回)

▲「新しい募金手法・協力者を増やす取り組み」について(第3回)

▲兵庫県共同募金会からアドバイザーとして参加いだきました

▲県内の先駆的な取り組み等について説明を受けました