12月3日、4日に地震や豪雨で大きな被害を受けた石川県珠洲市にお花を届けるボランティア活動を行いました。
ボランティアとして市内で活動する寄せ植えボランティアグループ「E-さわやか」のメンバー5名と、やぶ防災会5名、ボランティア3名、市職員2名、社協職員2名が参加しました。
今回の災害ボランティアでは、仮設住宅に入居している方とワークショップ「ドライフラワーの宝石箱」を通した交流と、珠洲市のボランティアセンターや仮設住宅などに花の寄せ植えを届ける活動を行いました。
ワークショップでは12月3日には三崎町公民館で、12月4日にはスズズカ(旧飯塚保育所)で行い、2日間で26名の参加がありました。(3日…12名、4日…14名)
参加者の中には、仮設住宅に入居後、近所の人と離ればなれになった方がいました。今回、このワークショップをきっかけに、久しぶりの再会をはたし、「久しぶり、元気にしてた?」や「最近顔を見ないから心配した」などの会話がはずんでいました。
ワークショップでは、E-さわやか代表の宿南 安枝さんが準備した見本をもとに作りました。
▲参加者が作成したドライフラワーの宝石箱
E-さわやかのメンバーと参加者はたくさん会話をしながら楽しくワークショップを行いました。
ワークショップ終了後は茶話会を行い、お茶やお菓子を食べながら楽しく交流しました。参加者は「震災後初めて心から笑うことができました」「震災後、花づくりを辞めてしまったが、また始めたいと思います」など笑顔で話していました。
▲花の寄せ植えについては、3日に三崎町公民館付近の仮設住宅や中学校に届け、4日に、ワークショップ参加者、珠洲市ボランティアセンター、珠洲市社協、すずなり食堂など30カ所に届けました。
参加したボランティアからは、「災害ボランティアと聞くと、力仕事のイメージが強いが、今回のような心に寄り添うボランティアもあるんだなと思いました。参加できてよかったです」と話していました。
E-さわやか代表の宿南 安枝さんは、「1月に地震の報道があってからボランティアに行きたいと思っていました。2月頃から準備を進め、多くの人の助けがあり実現できました。珠洲市の方に喜んでもらえてよかったです」と笑顔で話していました。
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