3月11日(水)、日常生活自立支援事業生活支援員研修会を開催しました
日常生活自立支援事業は、在宅で生活する判断能力に不安のある高齢者や障害のある方などが、地域で自立した生活を送れるよう、福祉サービスの利用や日常の金銭管理などの支援を行う事業で、養父市は9名の生活支援員が活動しています
今回の生活支援員研修会は、但馬消費生活センター消費生活相談員 義本みどり氏を講師に迎え、高齢者、障がい者に多い消費者トラブルについてお話がありました
義本氏から
・SNSに表示された広告がきっかけとなったトラブルが多発しています。ネット通販で買い物をする場合は、通販サイトなどの内容をよく確認するように
・キャッシュレス決済は、手元に現金がなくても支払いができるので、現金を使用している感覚が薄れてしまうことがある
など消費者トラブルの傾向や対策などについてお話がありました
また、義本氏は「消費生活センターの役割りは困っている人から話を聞いて、どうすれば解決できるか一緒に考えるところ。トラブルに巻き込まれた場合などは消費生活センターに連絡をしてほしい」などと呼びかけていました
▲義本氏が参加者に、「知っていたら得。知らないと損。のどちらの言葉に
心が動きますか?」と質問をする場面もありました
講義後半では、寸劇を通してクレジットカードのリボ払いを利用する上での注意点について皆で考えました
▲寸劇「あなたは誰に貢いだの?」の一場面
また、利用者に起きた消費者トラブルや、生活支援員として業務をする中での課題について話し合いも行いました
今回の研修会をとおして、様々な消費者問題について知ることができたと同時に、利用者が被害にあわないように、正確な情報を伝えていくこと、利用者に関わる関係機関がチームとなって関わることが大切であると感じました
(投稿:地域福祉課)
▲但馬消費生活センター、養父市消費生活センターから
参加者全員に啓発グッズが配布されました
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